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日本酒好きなら見逃せない!匠の蔵シリーズに「SAKE GLASS」が登場

日本酒好きなら見逃せない!匠の蔵シリーズに「SAKE GLASS」が登場

ブログを全然書いてなくてメンバーからの無言の圧力を感じているoceanです。これからはしっかり書いていきます!たぶん!

さて、2016年に400年を迎える有田焼の「今」と「昔」と「これから」を伝えるARITA EPISODE 2のサイトがつい最近オープンしましたが、昨年11月には待望の有田焼匠の蔵シリーズ新商品「SAKE GLASS」が発表・発売されたので、そのご紹介をしたいと思います。

匠の蔵って?

匠の蔵シリーズは、400年もの歴史をもつ有田焼の技術を集結し、デザインと使い勝手にこだわって作られたブランドです。これまでに至高の焼酎グラスやプレミアムビアグラス、極上のカレー皿などの大ヒット商品を生み出しています。

シリーズ第8弾として「SAKE GLASS」が登場

sake glass

これまで7種類もの商品が発売されている匠の蔵ですが、実はシリーズ第2弾に「至福の徳利&盃」として熱燗を楽しむことをテーマにした酒器が販売されています。こちらは家庭で熱燗をつくるのに最適な徳利と、大中小3サイズの盃が制作されており、1セット揃えることで見た目・味ともに1ランク上の晩酌が楽しめるものになっています。

一方で今回の「SAKE GLASS」は常温・冷やを楽しむための器。特徴は何と言っても2種類の形状が用意されていることです。反り型(ラッパ型)の「淡麗」は口当たりがさっぱりし香りを存分に楽しむことができるため、大吟醸や吟醸酒にピッタリ。丸型(つぼみ型)の「濃醇」は口をすぼめて飲むことでお酒本来の味を楽しむことができるため、純米酒にピッタリです。

容量は共に100mlと大きく、ぐい呑としてたっぷりのお酒を楽しむことができるようになっています。そして面白いのが「淡麗」と「濃醇」で同じ絵柄のものがないということ。こういった形状が異なるものが販売される場合、セットとして購入できるよう同じデザインのものが用意されると思うのですが、この「SAKE GLASS」ではそれがありません(もちろん、絵柄は異なるものの対となっているような器もいくつかあります)。同じ形状で対となっているデザインの器は多数あることから、型違いをセットで購入するのではなく、同じ形の器をペアで揃えて欲しいという想いがあるのでしょうか。確かに1本のお酒を2人で楽しむ場合、そのお酒に合う器は1種類になるので、同じ形の「SAKE GLASS」がある方が一緒に楽しめるかもしれませんね。

さっそくお試し

sake glass 濃醇

そんな日本酒好きにはマストアイテムである「SAKE GLASS」を見逃すはずがなく、私は「淡麗」の『いぶし銀』と「濃醇」の『蔵』を手に入れることができました。今回は「濃醇」にピッタリな純米酒と、「淡麗」用に奮発して純米大吟醸を用意して比較します。

まずは純米酒から。純米酒にピッタリという「濃醇」でいってみます。

うん、美味い。自然と舌が丸まって、お酒をその上で受ける形になるのがスゴいですね。しっかりと味わいを感じることができます。

次は「淡麗」でいってみましょう。やっぱり味わいや香りが違ってくるのでしょうか。

あ、違う!味自体はもちろん同じなんですが、お酒が口の中全体に広がっていくので印象が大分変わりますね。「濃醇」の方が味が濃く感じたかも。純米酒だからか香りは「淡麗」でも強く感じることはなかったです。

最後に何でこんなものがあるのか意味が分からない穴があいたお猪口(べく盃と言うそうです)で。

あれ?味わいを全然感じない…。器の厚みが違うとか陶器と磁器の違いとか色々原因はあると思うのですが、これだけ明らかに印象が違います。この器はどんどん飲ませるためにあるということを考えると、いわば「水のように飲める」感じは目的にピッタリなのかもしれません。

sake glass 淡麗

お次は大吟醸。一杯目はやっぱり「淡麗」でいくべきでしょう。
※諸事情によりお酒は福岡のお酒です。佐賀の大吟醸が手に入れば良かったんですが…。

あー、美味い!吟醸酒ならではの良い香りが凄く感じられます。口の中全体に味わいが広がって幸せな気分になりますね。これは飲み過ぎちゃうパターンです。

お次は「濃醇」で。さっきの純米酒ではこちらの方が美味しく感じましたが、大吟醸ではどうなんでしょうか。

美味い、けど、「淡麗」で飲んだときと比べるとやっぱり物足りない感じがします。味は同じはずなのに、どうしてこう違う印象を受けるんでしょうね。

比較してみて

個人的には純米酒ではしっかりと味わいを楽しめる「濃醇」が、大吟醸では香りが口いっぱいに広がる「淡麗」が一番美味しく飲むことができました。「SAKE GLASS」の狙い通りの結果になってますが、そこは流石匠の蔵というところですね。
どれが一番美味しいと感じるかは人それぞれかもしれませんが、器による違いを感じたり、自分にピッタリな組み合わせを見つけたりするのもお酒の楽しみ方の1つだと思いました。

こねくり家でも佐賀の日本酒を提供したいなーと考えています。器としてこのSAKE GLASSを使うのか、はたまた別のこだわった器を使うのか、オープンまで楽しみにしていてください。

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