お久しぶりです。
夏も終わり、何かしたかなと思い返してみても、特に何もしていなかった自分に驚きを隠せないらみーです。Splatoonたのしい。
今回は、3Dのモデリングで数度挫折したわたしが、「Fusion360」というソフトを使って足掻く姿をお送りいたします。
Fusion360ってなんぞや?
かなりの高機能にもかかわらず、個人で使用するのは実質無料というすごいやつです。ありがたやー。
体験期間終了した後は、無料期間を延長して利用することが可能です!太っ腹!
とりあえずみてみる
登録を済ませ、ソフトを起動。(データの保存をクラウド上で行うため、アカウントの作成が必要になります。)
おい、英語だぞ…!?
そうです。ちょこちょこと日本語化はされていますが大部分が英語になります。
文系教科をいつも赤点ギリギリで通過していた人間は、ぱっと見ですでに心折れそうになりましたが、少しさわってみると何とかなりそうな予感。
ツール部分はわかりやすく図形を交えてどんなことができるのか示されているのでこれならいける!多分!
なにつくる?
目的もなく作ってもやる気がでないので、今回は消しゴムハンコの持ち手の部分をつくることに!
別に簡単そうだからとかそんなわけではなくて妥協したとかまずは心が折れないように慎重に簡単そうなやつでそこそこの達成感とか…こんなかんじのやつつくります。
さっそくやってみる
手始めに
まずは箱をつくります。
ここで感動したのが、サイズの調整が簡単!矢印の方向に引っ張ったり数値の入力をするだけで好きなサイズに変更できます。
だいたいでつくる
立方体が完成した次は、ハンコのゴム部分をはめ込むくぼみを作ります。
といってもはじめにつくった立方体の上に、もういっこ重ねて立方体を作成するだけでくり抜けちゃうんですけどね。よゆーな予感!
(ですがうっかりマウス無しのトラックパッドでやると、これ作るだけでも時間かかっていたりします。3つボタンのマウス必須。)
形を変えてみる
角張りすぎると人間関係もうまく行かなくなるので面取りします。
(つくりの)親としてはその辺りも心配ですからね。
ここでは角を丸くしたい四辺を選択して好きな数値を指定します。あまり丸すぎても持ちにくいので今回は3mmの角丸に。
この時点でだいたい完成してもういいんじゃね?となりかけましたが、このままだと同じようなこの持ち手を量産した時わかりづらいので装飾していきます。
文字が一番わかりやすいよね?となり今回のハンコのテーマを上面に入れることにします。
印刷用のモデルできたよー
…
…
…
…シュール。
愛しの米です。漂うこれじゃない感がありますがご愛嬌。
文字を入れるときの注意点ですが、日本語で対応しているフォントが少ないらしくかなり限られたフォントしか使えない様子?他にももっと別のやり方があるかもしれませんが、とりあえずこのソフトの中だけで完結できることで作りたいと思います。
保存してウキウキしながらこねくり家に向かいます。
ここでつまずく
?????
保存したファイルが見つからない!?せっかく作ったのにぃうううぅうっぅううぁあ!
と焦りましたが大丈夫でした。どうやら普通に保存するとクラウド上にデータが保存されているもよう。一安心です。
Fusion360の操作画面の右上にあるユーザー名をクリックすると出てくる「My Profile」の飛び先に保存されています。
3Dプリント!
MakerBotの専用ソフトをダウンロードして印刷!
この際、プリントできる保存形式が限られているので、Fusion360では「STL」形式を選択してエクスポートを行います。こねくり家の3Dプリントマスターふーみんに教えてもらいました!
wifiかUSBケーブルでプリンタに接続できますが、今回はUSB接続!
作ったモデルは縦横40mm、高さが20mmくらいで印刷時間は1時間弱です。ポツンと設置して準備OK。
プリンターの前で張り込みます。
眺めているだけでも結構楽しいものです。電子レンジやオーブンなどでものが温まっていく様眺めているのに楽しさを感じる方は、きっとこの気持を共有できるはず。
(あとで自分のPC見てみたら印刷されている様子をPC画面で見ることができるカメラがついていました…)
プリントできたよー
…
…
…
「米」がいまいち目立たなかったので色を塗ってみました。輝く米。
見てください!この堂々とした佇まいを!チョウカッコイイ!米ステキ!
感動のゴール
ハンコの部分と合体させてフィニッシュです。
完成です!やったよー!俺やりとげたよー!なんかサイズ一回りでっかかったけど!
簡単なモデリングで初歩中の初歩でしたが、自分で1からつくると謎の達成感です。
もっと簡単に楽しみたいという方は、今ではフリーのモデリングデータもわんさかなのでお好きなモノをみつけてプリントしてみるのもお勧めです。
せっせと働く3Dプリンタを眺めに来てはいかがでしょうか!
ちなみにこのハンコですが、新しく物販に仲間入りするお米のラベルに使用するものになります!
こねくり家のランチで使用しているお米をご自宅でも楽しんでいただけるよう準備中です。
一人暮らしの方でも食べきりやすいよう1kgでの販売になります!おたのしみにー!