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佐賀をドローン先進エリアに!「SAGA SKY INNOVATION」

エルマー
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佐賀をドローン先進エリアに!「SAGA SKY INNOVATION」

9月30日に佐賀市富士町でEWMファクトリー(ドローン事業部)主催の
ドローンをテーマにしたイベント「SAGA SKY INNOVATION ~ドローンの活用法を考える~」を開催しました。

ドローンとは、すでにご存じの方も多いとおもいますが、いわゆる無人航空機のことです。最近では、特に↓写真のようなマルチコプターがそう呼ばれています。
マルチコプター画像

マルチコプター DJIのInspire 1

ドローンは、まだまだ新しい技術。空からのカメラ撮影や軽物資の輸送など、今後さまざまな産業での活用が期待されています。

EWMファクトリーがドローンソリューションを提案!

会場の富士公民館

イベント当日。佐賀市富士公民館

そもそもEWMファクトリーはWEB制作の会社。・・・それがなぜドローン?と疑問に思われた方もいると思います。実は、以前にWEB制作の一環としてドローンを使ったことがありました。
そこから「ドローンの活用法をみんなで考え、産業につなげたい!」という想いが膨らみ、今回の企画を提案。県、市の協力を得て実現しました。

まずは改革の第一歩と位置づけ、イベント内容も

  • ドローンメーカーの方による機体説明
  • 県内のドローン活用事例の紹介
  • ドローンの操縦体験

といった基礎的なものにしました。

予想を上回る反響、参加者50名超!

参加者のみなさん画像

参加したみなさんの真剣な姿

企画に賛同いただいた行政や企業のおかげで、なんと今回は無料セミナーとして開催!(ご協力いただいた皆さんに心から感謝)
事前にテレビや新聞でも紹介され、当日は県内の自治体関係者を中心に50名以上の参加がありました。

ドローンは今、多くの自治体や企業の間で活用が検討されている旬なキーワード。
参加の多さから、関心の高さがうかがえます。

佐賀で空のイノベーション、始まる!

まず最初に登壇していただいたのは、ドローンメーカー最大手
DJI JAPAN(株)の荻野祐一さん

DJI荻野さん

DJI JAPAN(株)Event Marketing Specialist 荻野裕一さん

荻野さんからは、ドローンに関わる法令について、そして発表されたばかりの新製品「DJI Mavic Pro」などの製品紹介がありました。
ドローン業界でDJIは、最も有名なメーカー。直接、話を聞く貴重な機会となりました。

続いてのゲストは、SkyShootサービスの本山哲男さん
目視外飛行の事例について

本山さん画像

目視外飛行の事例について話す本山さん

本山さんは、DJIが認定する操縦技術ライセンスの最高位「DJIマスター※1」の資格を持ち、有名アーティストのミュージックビデオなどにも撮影協力されている佐賀在住のドローンパイロットです。

本山さん参加の作品はこちら(←SKE48 ユニット 1st.Single ラブ・クレッシェンド「コップの中の木漏れ日」Music Video)

※1 DJIマスター・・・100時間以上の飛行操縦経験があり、電波法、航空法などの高度な知識と、重要な業務場面での操縦経験、指導経験、安全運営の知識を有する操縦者です。DJIマスターは、DJI JAPANより認定され、DJIインストラクターの教育、監督、技能資格証明を行います。<DJI公式HPより引用>

今回、本山さんからは、目視不可能な遠距離までドローンを飛ばす、目視外飛行の事例が紹介されました。こちらは長崎県の普賢岳(1,359m)の調査映像。麓から山頂付近まで約2kmのフライトです。

ドローンの飛行可能時間は約20分が限度、現場まで5分→撮影3分→帰投5分というフライトプランです

目視外飛行は、通常法令で禁止されています。これは操縦技術の優れた本山さんが特別に国交省や管理事務所などの許可を受けて撮影されたものです。
簡単には近づけない場所での調査に有効な手段、ドローン最大の強みでもあります。

続いては、佐賀県消防防災課の三角治さん
企業誘致のツールとして空撮動画の利用について

三角さん画像

企業誘致にドローンの空撮を活用した話をする佐賀県消防防災課の三角さん

三角さんからは、佐賀県企業立地課「佐賀県企業立地ガイド」で空撮映像を活用した事例を紹介いただきました。(EWMが受注した案件で、三角さんは当時の担当者)

工業団地の空撮を活用することで、用地確保を検討する企業などに、団地の魅力を視覚的にPRできるようになったそうです。
(三角さんは今年度、企業立地課から消防防災課に異動になり、そちらでもドローンの活用を模索されています)

4人目は、佐賀市内で建設事業を扱う(株)富士建の角和樹さん
ドローンによる建設現場の測量効率化について

角さん画像

測量にドローンを活用している話をする(株)富士建の角さん

角さんの会社では、橋脚の補修工事や地すべりなどの法面工事にドローンを活用。
空中から撮影した複数画像から3次元モデルを制作し、工事の打ち合わせや施工記録に利用しておられます。

最後は、佐賀県政策課から円城寺雄介さん
防災・救急医療へのドローン活用について

円城寺さん画像

ドローンを使った救命救急への活用について話す佐賀県政策課の円城寺さん

円城寺さんは、県庁職員として働く傍ら、アフター5の活動として「一般社団法人救急医療・災害対応無人機等自動支援システム活用推進協議会」を設立。
ドローンを使って命を救う、救命救急への活用を目指し取り組まれています。
今回は、人名救助の現場にいち早くドローンでかけつけ、救急車が到着するまでの間にAEDや投薬などができる仕組みについて紹介いただきました。

その後、佐賀でのドローン活用について全員でディスカッション

ディスカッション様子

参加者全員でディスカッションする様子

ディスカッションでは、「防災へのドローン活用について」「パイロットのスキル向上を図る練習場の必要性」などの話に。佐賀市内では、天山スキー場がオフシーズンにドローン練習場として敷地を提供していることなどがわかりました。

場所を変え、参加者がドローンの操縦を体験!

フライト体験様子

ドローンの操縦体験をする参加者。旧富士小学校

県内のドローン活用を紹介した後は、会場近くの小学校跡地の体育館を利用し操縦体験を行いました。
「初めてドローンを見た」という方はもちろん「飛ばしたことがない!」という方も、
実際にドローンを操縦でき、非常に好評でした!

イベントを終えて

荻野さんの説明をきく参加者

DJI荻野さんからドローンの機能について説明を受ける参加者

今回参加された皆さんは、観光、防災、土木、農業に関連する自治体の方をはじめ、趣味でドローンを楽しんでいる方などでした。
まずは、さまざまな分野の方にドローンを身近に感じてもらうことが大切。こうしたイベントがキッカケとなり、ドローン需要を増やし、地方の雇用創出へつながっていくと思います。
今後も、佐賀全体でドローンを盛り上げていき、新しい産業として確立するように仕向けていきます!

おかげさまで、イベント以降たくさんのお問い合わせをいただいております。
EWMのドローン事業部専用のWEBサイトも立ち上げましたので、そちらも、ぜひ宜しくお願いいたします。

ドローンイノベーションをさらに前に!

こねくり家でも、↓動画にある玩具ミニドローンを購入しました。(youtubeより)

皆さんにも、ドローンの面白さを体験してもらえるようにしていきたいと思いますので、また詳しくご紹介します!
(ランチタイム以外の時間帯で、店内などで安全が確保できる場合に遊べます)
安全に使うため利用条件もありますので、一言スタッフにお声かけください~

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