Saga発!柚子胡椒~柚子の収穫に密着~
こんにちは。
11月7日の今日、四季の節目である立冬を迎えました。暦の上では冬が到来ということになります。
そこで今回は冬が旬の果物、柚子の話題をお届けします!
以前、こねくり家blogで佐賀市内の食品製造会社「川原食品株式会社」が手掛ける
「柚子胡椒」を紹介しましたが、9月に原材料「柚子」の収穫が行われました。
今回、私も収穫現場に同行し取材させていただきましたので、レポートします!
おさらい ~川原食品株式会社の柚子胡椒Premium~
川原食品(株)の「柚子胡椒Premium」
こねくり家の物販コーナーでも販売しており、佐賀の素材にこだわって作る柚子胡椒は、国内外のマスコミからも取り上げられるなど、変わらずの人気ぶりです。
blogで紹介した記事はこちら↓
「ここにしか無い、特別な柚子胡椒を求めて。川原食品株式会社(肥前みふく庵)」
柚子の収穫現場へGO!
川原食品株式会社の自社柚子園 佐賀市富士町
やってきたのは、佐賀市中心部から北へ車で30分ほどの場所にある佐賀市富士町。
こちらに、川原食品株式会社の自社所有「柚子園」があります。
およそ1,000本の柚子の木があり、草刈や剪定作業はするものの、あとはほったらかし!自然のまま原生に近い環境で育てられています。
熟す前の青柚子の果実
川原食品株式会社では、同じ木から熟す前の「青柚子」と熟した後の「黄柚子」を収穫しています。
この時期に収穫をするのは、熟す前の「青柚子」。酸味が強く、果汁が少ないので、主に皮の部分が柚子胡椒に使われます。
柚子の収穫は、トゲとの闘い!
柚子のトゲは2cm~4cmもあり、手袋も貫通するほどの鋭さ!
さっそく、収穫スタート。作業は長袖、手袋、ゴーグル装着という格好。
柚子の木は、枝に無数のトゲがあり、ものすごい長くて鋭い!!
ゴーグルを着用しての作業 丁寧に葉を落として収穫する
トゲで柚子を傷つけないこともそうですが、自分の身も守らねばなりません。
黄柚子の収穫も想定し、採るもの、残すものを選びながら、丁寧に収穫していきます。
今年は350kgの青柚子が収穫できました。
収穫された青柚子
この香り高い柚子から、プレミアムな柚子胡椒が生まれるんですね。
ちょっと果汁を絞ってペロりんちょしたら、眠気すっきり!!フレッシュ爽快!
早々に工場に運ばれ、柚子胡椒の製造がスタート!
柚子は洗浄をへて、プレミアムな柚子胡椒ができる
この日収穫した柚子は、2日後には青柚子胡椒の製造工程に。
この先の工程は企業秘密とのこと。取材はここまで。
今回は、柚子胡椒づくりの「青柚子」の生産現場を見ることができました。
作り手の苦労や想いを発信し、新しいファンが増えてくれるよう、今後も、こうしたクリエイターの現場にどんどん取材していきたいと思います!